発達障害の特性とどのように向き合うか
発達障害
2022-12-21

小さな頃から感じていた、小さな違和感
同じ人間のはずなのに、自分だけ少し、みんなと違う
「普通の人」の輪には入れてもらえず、いつもすみっこで一人ぼっち
それじゃあ「普通の人」になろうと、頑張ってもみたけど…やっぱり何だかぎこちない
学校、職場…何処でも邪魔者扱い、社会の皆様に迷惑をかけないように引きこもり
もはや人間としての自信は木端微塵、ただただ無為な毎日を過ごす日々
自分はなにもの?同じ人間じゃないの??じゃあ一体何が違うの???
沢山の本を読み、インターネットで検索もしたけれど、手がかりになる情報は何処にもない
そんな自堕落かつ自問自答の毎日を繰り返し、一つの答えが出るまでに、30年以上かかりました。
30代半ばの頃「ASD=自閉症スペクトラム」と「ADHD=注意欠陥多動性障害」いわゆる「発達障害」という診断を受けることで「これまでずっと、生きることに苦労してきた原因は何か?」という根本を、垣間見ることが出来ました。
そして「自分探しの終着点が見えた」という安堵でいっぱいでした。
しかし、むしろここからが新しい「発達障害の自分」としてのスタートでした。
自分が「こういう特性を持っているのだ」と頭で理解するだけでは、自分自身何も変わることが出来ません、
更に「私はこういう特性がありますから、配慮して下さい」と、周囲を巻き込むといった良くない形で特性が出てしまうと、様々なトラブルの元になってしまいます。
恥ずかしながら私も、小さい頃から最近まで、無自覚のまま、第三者に対する配慮を顧みず、発達障害の特性を、縦横無尽に振りかざしておりました。
しかし、とあるショッキングな出来事をきっかけに猛省することとなり「自分が変わらなければいけない」と、考えを改めるに至りました。
そして、発達障害の特性を理解することに加え「対処法を考える、工夫をして乗り切る」という、前向きな形に昇華出来てこそ、生きづらさを緩和出来る事が多いということに気づきました。
発達障害の診断を受けてから更に、年月がかかりましたが、発達障害特性を理解して下さる方々の支援のお陰でようやく、前向きに物事に取り組めるようになりました。
徐々にではありますが、失われていた自信も取り戻せつつあります。
そんな中、10代の頃からの夢であった「社会に出て第一線で働く」事を、今からでも達成するために。
自分と相性の合う職種や働き方が見つかると良いなと、社会復帰を目指しております。
新しいことを始めようと思った今、この時がチャンスです。
貴方も自分の新たな可能性を探すために、障害者のお仕事クラウドマッチングサービス「ユイマル」を、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
(ライター:緑色のペンギン)
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